瑕疵保険は、隠れた部分、見えないところにあった、柱や基礎等の特に重要な構造上の主要部分や、雨水漏れ防止部分などに瑕疵を見つけた際に保証をしてくれるものです。
新築の場合は、保険への加入申し込みや保険料の支払いなどは住宅事業者が支払いますが、既存住宅の取引の場合は売主が手続き・支払いをする必要があります。
ここで注意が必要なのが、加入のタイミングです。
既存住宅かし保証保険は、所有権移転までに必要な手続きを終える必要があります。
加入の為の検査（ホームインスペクション）で指摘事項があった場合、修繕して再検査を受け、適合しなければ保険加入ができません。
中古物件の場合は保険への加入が任意なので、売主が保険に加入していない場合は買主が加入することも可能ですが、その場合も加入期限は変わらないため、所有権移転までに手続きを終える必要がありますのでご注意ください。
所有権が引き渡される前に申込み、瑕疵がなければそのまま加入ができますが、瑕疵が見つかった場合、修理をして再検査を受け、なければいけないので、住宅の状態によっては加入できるまでに時間がかかるため、なるべく早く検査を受けていただく事をおすすめします。